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身体全体のひどいかゆみ、アトピー性皮膚炎が再発なしの健康な肌へ【克服体験談・女性31歳】

身体全体のひどいかゆみ、
アトピー性皮膚炎が再発なしの健康な肌へ
【克服体験談・女性31歳】

生まれた時にアトピー性皮膚炎と診断され、生後間もない時から20歳になるまで、ずっとステロイドを使い続けてこられた小田様。
脱ステロイドの挑戦、リバウンドによる挫折の時期を経てスピノワと出会い、現在はステロイドを全く使わずに過ごせるようになりました。ここまでお肌の力を回復させることができた秘訣は何だったのでしょうか。
小田様に、アトピー改善までの日々を振り返ってお話を伺いました。

小田様 お肌データ
(取材当時31歳)

  • 顔、身体のひどいかゆみ
  • ひどい皮むけ
  • 肌着に染み込むほどの体液
  • 赤みを伴ったブツブツ
  • 夏に汗をかいた時と、冬の乾燥時に症状が出る

顔、身体全体に広がるアトピー

冷え対策と食生活における注意点

ー M(マースティーカンパニー):小田様のお肌は、現在はどんな状態ですか?

ほとんどアトピーの症状は落ち着いていますが、今は腕に少し出ていて、手の甲がカサカサしています。両手です。
2018年10月頃から、アトピーに良いという岩盤浴に行き始めたのですが、岩盤浴は汗をたくさんかくので、その好転反応かもしれないなと思っています。急に痒くなって、赤くなってきました。
今は手首は落ち着いていますが、いつの間にか手の甲まできたという感じですね。

ー M:このご様子だと、きっと痒いですよね。

ずっと常にかゆいわけではないのですが...
夜寝ている間に、掻くというより手と手を合わせて擦ってるみたいなんです。
朝になって、その摩擦で皮が剥けていることに気づきます。

ー M:岩盤浴を始めて、こういう風に手の甲がカサカサとアトピーのようになっているわけですね。
以前には、こういうことはありましたか?

10年くらい前に、一度だけ手の甲に出た時期があります。私が脱ステロイドを始めるきっかけになった病院があるのですが、そこの先生に「この治療を始めるなら、リバウンドが必ずありますよ。覚悟はありますか?」と言われていました。
そのリバウンドで手の甲にもちょっと出たんです。結局、リバウンドが私には辛くて、その後にまたステロイドに戻ってしまったのですが。リバウンドが出たのは手の甲だけではなくて、他にも何ヶ所か出ました。

ー M:なるほど。
お薬を使わずに改善させる方法をやってみた時に、手の甲にリバウンドが出たのですね。
今回も岩盤浴によって体を芯から温めて、奥の深い部分から汗をかき、老廃物を出していくということをやってみたら、手の甲が酷くなってしまった。

はい。11月、12月のピーク時に比べればこれでも良くなりましたが、そこからがなかなか・・。

ー M:冬場で、手が冷えていたということはありませんか?

ああ、あるかもしれないですね。自分の肌に合う手袋を見つけるのが大変なんです。
だったらつけないほうがマシかなと思ってしまって。寝る前に綿100%の手袋をつけて寝ることもありましたが、結局取れてしまうんです。

ー M:末端って冷えやすいんですよね。その上、冷えると肌のバリア機能が弱くなるんです。
皮膚のたんぱく質で働かないものが出てくるからなのですが、そこが弱くなると刺激に負けて、肌が赤くなったりします。
肌の角質はバリア機能を果たすためにあるものですから、アトピーの方はそれによって角質が厚くなり、皮膚が厚ぼったくなってしまうんですよ。

ああ、なるほど。

ー M:今カサカサが出ているのも、手首から先だけですものね。手首を温めてあげると随分違うかもしれません。
あとは鼻の下に少し赤みが見られますが、これは子宮に原因がある可能性があります。婦人科系についてはいかがですか?

そちらは大丈夫です。生理も順調です。今は眉間が少しゴワゴワして、赤いような感じがあります。

ー M:眉間の赤みは、糖と脂肪の代謝が悪くなっていると出ることがあります。
甘いものや、油物を少し控えたほうがいいかもしれません。
全体的に綺麗になってきたのに、一部だけ改善しないという場合は、臓器が弱っているサインということがよくあるんですよ。

食生活には気をつけていて、コンビニのものや外食は控えるようにしていますが、炭水化物が好きなので、きっと糖分は摂取してますね。

上唇のホクロ

ー M:他にも上唇にホクロがありますね。この場合は腸が弱いために、環境の変化や人間関係でストレスを溜めやすいことがあります。

ああ、それはまさしく私に当てはまりますね。

ー M:例えば、相手が何気なく言ったセリフに、こちらは敏感になって傷ついてしまうようなことがありますよね。
気心が知れている関係ならばそこに他意がないことがわかるけれど、慣れない環境で同じことを言われると、うまく流すことができず悶々(もんもん)としてしまう・・・そういう時に口の周りに出ることがあるんですよ。
小田様のお写真を拝見すると、アトピーがあることから皮膚と腸が弱いこと、上唇のホクロからは十二指腸、大腸の辺りに負担がかかりやすいことなどが傾向として見て取れます。良く噛んで食べ、油物を少なくしたり、お肉を食べるなら野菜も摂るなど、体の中を意識すると良くなると思いますよ。

なるほど、気をつけます。

ー M:2014年に腕のアトピーが随分酷かったようですが、これが現在はとても良くなっていますね。

腕のアトピー
▲腕の状態

アトピー肘の内側
▲肘の内側の状態

はい、身体はもうほとんど大丈夫なのですが、関節部分だけ軽く出ることがあります。
夏に汗をかいた時と、冬は乾燥で。 スピノワを使い始めてからは、ステロイドは一切使わなくなりました。
私は生まれた時にアトピーと診断を受けたので、実は生後間もなくからずっとステロイドを使っていたんです。

今から10年ほど前、大学2年生の20歳の時に脱ステロイドの病院に通い始めました。
先生から「覚悟して」と言われていたので頑張りましたが、リバウンドに耐えきれず3〜4年で挫折。
再び、症状が出たらステロイドを使う生活に戻りました。

アトピーによる浸出液がしみたシャツ
▲浸出液がしみたシャツ

ー M:ステロイドをやめる時は、本当に大変な思いをされる方が多いですよね。
そのあとは、どんなスキンケアをなさっていましたか?

ドラッグストアで敏感肌用の製品を購入して顔に塗っていました。シャンプー、リンス、ボディソープも同様ですね。
自分の肌に合うアイテムはないと思っていたので、メイクはしていませんでした。

肌は排泄器官

ー M:お顔にアトピーが出ると、隠そうとしてファンデーションを使う方が多いですが、そうはなさらなかったのですね。
その頃はアトピーの症状はどんな感じでしたか?

首や腕には若干出ていましたが、背中には出ていませんでした。顔はよほどひどい時はマスクをしていました。
内側ガーゼのものを使うか、ガーゼマスクと2重にしたりしていました。

額から目元のアトピー
▲額から目元の状態

アトピーによって赤みを帯びた目元から頬
▲赤みを帯びた目元から頬

ー M:洋服で肌が覆われているところは、体温が一定に保たれます。そこにはアトピーは出ていないということですね。
逆に症状が出ている首や腕は外に晒(さら)されていて、皮膚も薄い。つまり冷えやすいんです。
皮膚トラブルがあると、巻き物などで首を覆うのを嫌う傾向もあるので、余計に冷えやすくなります。ネックウォーマーを巻いて寝たり、手首、足首を暖めるようになさることをお勧めします。
オーガニックコットン、またはシルク100%の素材が良いですね。
夏場は汗をかいた時にアトピーが出るのなら、食べ物が影響しています。皮膚は排泄器官なので、体の中で処理しきれなかったものを皮膚から出そうとします。汗の成分で痒くなるとすれば、糖分や脂肪分が多いのでしょう。
お酒は召し上がりますか?

お酒は一切飲みません(笑)ただ、お米は好きなので、その点が糖質の摂りすぎとなっているように思います。

ー M:白米にもち麦などの雑穀を混ぜると、糖分の急な吸収を抑えることができるので、膵臓に負担がかかりにくく、代謝がスムーズになります。
食べる順番も重要ですね。たんぱく質を一番最初に食べ、次に野菜、最後にご飯の順番がベストだと言われています。
油物はどうですか?

揚げ物、好きです(笑) が、摂りすぎないように量と、食べた後はしばらくあけるなどして、肌に影響が出ないように気を付けています。

ー M:ご自分の肌の力で、ここまでお肌の状態が良くなってきている。
なのに悪化するという時は、間違いなく食べ物の影響だと思われます。 小田様は上唇にホクロがあることから、もともと腸が弱いのですね。
そこが弱いと、食べ物で最後まで分解しきれないものが出てくる。栄養分は血流に乗って全身の細胞に運ばれますが、まだ最後の最後まで分解されていない状態で毛細血管まで運ばれると、その成分が肌に当たりとして出てしまうことがあります。 特にアトピーの方は、たんぱく質の摂り方に注意が必要です。
よく噛んで食べること。お肉は消化されにくく、腸に行くまでに3時間くらいかかる上に、きちんと分解されていないことがあります。なので、皮膚に当たることが多いんです。
同じたんぱく質でも、発酵食品の納豆は、納豆菌によって発酵される過程でたんぱく質がほぼアミノ酸やペプチド(アミノ酸が数個つながった状態)にまで分解されているため、腸にスムーズに分解されて、たんぱく質が皮膚まで届きます。
ストレスが溜まると、無意識のうちに食べ過ぎたりして食生活が乱れ、そうなると皮膚も連動して悪化して・・ということがあるのではと思います。

なるほど。

ー M:スピノワはいつ、どのようにして知ったのですか?

「アトピー 化粧水」とネット検索して、スピノワを見つけました。25歳の時です。
近くの代理店を探してみたら横浜支店があったので、いきなり連絡してお店に突撃しました(笑)。
スキンコンダクターの堀江さんが当時横浜支店(2015年より八ヶ岳支店)にいらっしゃって、とても親身にスキンケアの相談に乗っていただいたんです。
コツコツとお手入れを続けていると、少しずつですが目に見えて良くなってきている変化を実感できました。そのことが次への希望になりました。

ー M:それは、スピノワを使い始めてどれくらいの時期でしたか?

半年か1年くらいだったと思います。
でも、最初はローションをいくらつけてもつけても乾燥して痒くなってしまい、本当に良いのかどうかわからなくなった時もありました。悪くなることもなかったのですが。スピノワを使用しはじめた当初は体液も出ていて、髪もカチカチに固まっていました。つまり、”首からの浸出液が多く、首に髪の毛がくっついてしまう”ということです。
特に首からの浸出液が多く、首に髪の毛がくっついて固まっていました。髪はホイップドソープ1で洗髪したら、今はサラサラのストレートヘアに改善しました。

ー M:良くなったと実感できるまでの半年、1年という時間は、ご本人にとってはとても長く感じられる時間ですよね。
「本当に大丈夫?」と不安が大きくなるはずなのに、小田様がそこを乗り越えられた理由は何だったのでしょう。

もう「これしかない」と思っていましたから。
自分の肌の状態を良くしたい、それにはスピノワしかない!と思っていました。商品に同封されてくる資料の中に、体験談がありますよね。同じような症状の方が良くなっている!というのは、大きな希望でした。
それに、堀江さんが伴走者となってずっと励ましてくださったので、精神面で大いに助けられ、迷いなく続けられました。

ー M:今おっしゃったことは、本当に良くなる方達の共通点ですね。
お肌にはリズムがありますから、そこを自分たちの想いだけで勝手に越えることはできないんです。秩序、順番があります。
それは結果が出るまで目に見えません。その時に忍耐が必要なんですよね。ここを乗り越えていけるのは、我慢強く、誠実に、きちんとアドバイスに従ってスキンケアをなさった方です。「これしかない」と肚を決めた方には、この強さがあるんです。

お肌が変わったことで、何かご自身に変化はありましたか?

二重まぶたになりました。前は片目だけだったのが、今は両目ともパッチリです。むくみもなくなりました。
あと嬉しいことに「綺麗になったね」と言われるようになりました。「何をしたの?」と聞かれることもあったりして、そのことで精神的にも明るくなったと思います。

ー M:それは素晴らしい!

お肌のいい状態を維持するために、いろんなことに気をつけるようになりました。
体を冷やさないように、飲み物は常温に戻してから飲むようにしています。普段から、お水よりも白湯を飲んでいますね。
洗濯用の洗剤を石鹸に変えたり、保湿したいときに使うクリームなども、界面活性剤を使っていないものを選んだりして、肌に触れるものに気をつけています。

ー M:小田様の場合、アトピーが悪化した要因は何だったと思われますか?

小さい時は、夏に汗をかいたら酷くなっていました。成人してからは、顔に紫外線を浴びると悪化するようになりました。

ー M:そうですか、汗と紫外線。汗が出たら、まず濡れタオルで優しく押さえてあげるといいですよ。
汗を大量にかくと、肌がアルカリ性になるんです。普通の肌は弱酸性で、菌や汚れなどの刺激から肌を守っています。
アルカリ性になると透過性が良くなってしまい、肌は刺激を直接受け取りやすい状態になります。
アルカリ性を緩和するために、濡れタオルやガーゼで汗を拭ったら、マニエールドゥDのローションスプレーを吹きかけてあげると良いですね。 逆に、アトピー好転のきっかけはどうでしょうか。

私の場合、良くも悪くも季節の変わり目に変化するなあという感じがしますね。春と秋は落ち着いています。
夏になると汗と紫外線、冬には乾燥と冷えで悪化してしまうことがあります。

ー M:小田様にとって、過ごしやすい時期があるということですね。
でしたら、春と秋にしっかりと肌の体力をつけておくことがカギとなります。そうしておけば、次のシーズンに向けて体の防御態勢ができますから。
小田様がここまでアトピーを改善なさったのは、ご自身の肌の力なんです。ここまでの回復力を、小田様はすでにお持ちだということを忘れないでください。
春と秋の、お肌が安定している時期に、お肌にリズムを覚えさせて、しっかりと力を蓄えておけば、次に多少状態が悪くなってもすぐに元どおりに回復できるようになります。 肌に意識を向けて、丁寧にお手入れをする。これを、なんでもない時にしてやることが大事なんです。見えていない時にやっていることが、実際に肌のトラブルが出る時に力を発揮してくれるんですよ。

そういうことなんですね。

ー M:今後、小田様が理想とするのはどんなお肌ですか?

白くて透明感のあるお肌です。

ー M:すでにとても肌が白くていらっしゃいますが、今よりもっと良くなれるということですね。今回の小田様の体験談を聞いて、救われる方がたくさんいらっしゃると思います。その方達に何かメッセージをいただけませんか?

一緒に頑張りましょうと伝えたいです。私にも本当に辛い時期がありました。でも今はスピノワに出会って、希望を持って前向きに、明るくなれた自分がいます。

ー M:小田様、今回は貴重な体験をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。より美しい肌を目指される小田様を、これからもスタッフ一同応援しております。

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