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脂漏性皮膚炎 顔のかゆみ
〜部位別の症状と原因〜
かゆみは、それだけですでに肌トラブルのサインです。
お顔(頬、額、耳や口の周り)に生じたかゆみは、赤みや炎症をともなって目立つようになってくることもしばしば。
お顔は人の目に触れやすいので、つい気になって触っているうちに、余計に悪化してしまった・・・。それは脂漏性皮膚炎に発展しているかもしれません。
目次
- 脂漏性皮膚炎による 顔のかゆみの症状
- かゆみの原因
- 顔のかゆみを防ぐには
脂漏性皮膚炎による 顔のかゆみの症状
脂漏性皮膚炎は、顔だけでなく全身に症状が出ますが、かゆみが生じるとつい反射的に掻いてしまったり、眠っている間に掻きむしってしまったりして、炎症を悪化させてしまうことが多いです。
吹き出物などができると、その炎症そのものがまずかゆいのですが、そのほかに乾燥していた、紫外線を浴びた、汗をかいた、冷えたなど、日常のほんの些細なことがかゆみのきっかけとなります。思わず掻いてしまったことで、肌の表面を傷つけて痛痒くなったり、赤みやブツブツ、白い皮脂の塊が出るようになったりして、さらにかゆみが増すことも。
皮脂分泌の活発な部位、鼻のまわりや額、眉間などは脂漏性皮膚炎が起こりやすいです。炎症が起こった肌は敏感になっているので、以前から使用していた化粧品を刺激に感じるようになることもあります。
かゆみの原因
脂漏性皮膚炎で起こる、顔のかゆみの原因は、マラセチアという常在菌活性のほかに下記のようなものが挙げられます。
- 物理的な刺激(触る、こする、紫外線など)
- 化学成分による刺激(界面活性剤など)
- アレルギー
- 水分不足・冷えによる乾燥
- 偏食、脂質の摂り過ぎ
- アレルギーのお薬をやめたことによるリバウンド
洗顔時、洗顔後に顔をゴシゴシとこすっている、ゴワゴワしたタオルやハンカチで顔を拭いている、石油由来の成分が入った化粧品を使用している、などは肌に刺激を与え、かゆみが生じる原因となります。
肌が乾燥していると、かゆみが生じやすくなります。肌や体内の水分不足という内側からの原因のほか、空気が乾燥していたり、紫外線を浴びて肌の水分が奪われたりなどの外的要因も乾燥の原因です。冷えて血行が悪くなり、毛細血管まで血流がいかなくなることによっても、肌は水分不足を起こします。
汗をかくと、汗と一緒に排泄された老廃物の成分で、肌に刺激を与えてかゆみが生じることがあります。この場合は、食事内容を見直す必要があるでしょう。脂っこい食事や、当分の摂り過ぎなどは肌に影響を与えやすいです。
アレルギーの薬をやめると、体内に蓄積された化学成分が肌から排泄されたり、薬で抑えていた症状が一気に噴き出してしまったりすることによって、猛烈なかゆみを引き起こすこともあります。
かゆみを我慢できずに掻いてしまうと、悪化し、さらにかゆくなるという悪循環が起こります。
顔のかゆみを防ぐには
お肌の水分不足を解消すると、かゆみを軽減することができます。乾燥していないか、顔を触りすぎていないかなど、日常生活に潜んでいる原因をチェックしてみてください。
普段お使いになっている日用品の見直しも忘れずに。
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