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皮膚トラブル-かゆみの原因を自分で治すケア
脂漏性皮膚炎は、顔(頬、額、耳や口の周り)だけでなく、頭皮(襟足、生え際なども)、全身(脇にも)にも症状が出ます。
炎症そのものからかゆみが生じる場合もありますが、秋から冬、そして春先には乾燥が、そして紫外線と気温上昇で夏場は汗もかゆみの原因になり、脂漏性皮膚炎の症状が悪化します。
乾燥の原因は様々ですが、冷えから乾燥を引き起こし、かゆみが生じていることも。
ここでは脂漏性皮膚炎の症状<かゆみ>が出た時のお手入れ方法などをご紹介していきます。
かゆみ、その原因は?
脂漏性皮膚炎に限らず、かゆみはその原因を取り除くことで緩和されます。
発生してしまったかゆみは我慢できず掻いてしまったり、また睡眠中など自分でも無意識のうちに掻いてしまい、皮膚の組織を破壊し脂漏性皮膚炎を悪化させてしまうことがあります。
脂漏性皮膚炎の症状<かゆみ>を発生させる要因には、大きくわけて3つあります。
1.物理的な刺激(触ることの他に紫外線も含みます)
2.化学的な刺激(使用する製品)
3.アレルギー
脂漏性皮膚炎のかゆみの原因は、マラセチアという常在菌活性の他に具体的に以下の5点があげられます。
1.水分不足・冷えによる乾燥
2.お肌を触る等、物理的な刺激
3.スキンケア製品による化学的な刺激
4.食事の偏りや脂質
5.お薬を止めたことによるリバウンド
今まで脂漏性皮膚炎を克服された方々も、スキンケアに合わせて食事や生活習慣を見直すことによって根本改善へとつながりました。 脂漏性皮膚炎の克服体験レポートもぜひご覧ください。
乾燥によるかゆみ
乾燥によるかゆみは、肌に水分が足りないサイン。
優先すべきは、肌への水分補給です。
洗い方やローションのつけ方を見直してみましょう。
脂漏性皮膚炎をはじめとした皮膚炎や湿疹などの肌トラブルでお悩みの方も、健康な肌の方もお手入れ方法は同じです。
洗浄力の強いもので洗って皮膚から皮脂が奪われると、肌の水分が蒸発してかゆみが発生します。ごしごしと擦るのも刺激になり、かゆみの原因となりますから、ホイップドソープを泡立てて優しくなで洗いしましょう。
ホイップドソープ1は、皮脂を補い、肌を保護しながら、不要な汚れを落とします。冬の時期や乾燥気味のお肌におすすめのソープです。
詳しくは「脂漏性皮膚炎お手入れのポイント 洗い方編」をご覧ください。
優しく洗いあげたら、間をおかずマニエールドゥNで保湿し、肌の乾燥を防ぎます。
また、午後になると肌の水分量は減ってきます。
顔に渇きを感じたら、日中はローションスプレーがおすすめです。
ローションスプレーについてはこちら>>
顔・身体・頭皮のかゆみ
どの部分のかゆみにも水分での保湿が基本です。
お顔、身体にはマニエールドゥD,N,頭皮には炎症がある場合はマニエールドゥDと、こまめに保湿をしてください。
お肌が乾いたと感じる前に保湿することがポイントです。
また、皮膚は臓器の一部です。常日頃から、常温の水やカフェインの入っていないものをこまめに摂取して、身体の内側から水分を補給しましょう。
喉が渇いたと感じてから、水を飲むのでは遅いので早めの水分補給を心がけましょう。飲んだ水が皮膚まで届くのには約10分。
飲んだ水が、肌の保湿のルーツだということを知っておくことですね。
詳しくは「水の補給について」をご覧ください。
そして、お顔にローションをつける時は、必ずプライマリースキンポイントを感じるまで重ねてくださいね。
プライマリースキンポイントについてはこちら>>
乾燥は冷えが原因になっている場合もあります。
冷え対策については「脂漏性皮膚炎ケア生活編 冷え」をご覧ください。
その他のかゆみ対策
かゆみに対してはかゆみ止めを使って一時的に抑えることも一つの方法です。
タオルや下着など直接お肌に触れるものは、天然素材のオーガニックの物に変える、また、洗濯も石鹸ベースの洗剤を少量使い、すすぎ残しのないようしっかりすすぎましょう。
化学繊維のものはお肌に刺激を与え、かゆみの原因になりますので避けた方が無難です。
アレルギー反応でかゆみが発生する場合は、アレルゲンを取り除くのが最良の方法です。
花粉症で目がかゆい時にメガネで花粉の侵入を防ぐのと同様、食べたものでアレルギーが出ているのであれば、アレルギーのある食べ物を見極めて摂取を控えましょう。
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