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- 脂性肌トラブルは、食生活が影響している?トラブル悪化を防ぐ食事とは
脂性肌トラブルは、
食生活が影響している?
トラブル悪化を防ぐ食事とは
脂漏性皮膚炎の主な原因は、間違ったスキンケアだけではなく、紫外線や食生活にもあります。
脂漏性皮膚炎の改善に重要なこと、それは健やかな肌の再生を早めることです。
食べ物から摂取する栄養が、お肌をつくるということを忘れないようにしましょう。
“食”について取り上げてみました。食生活を見直してみませんか。
今まで脂漏性皮膚炎をはじめとした皮膚トラブルの症状を克服された方々も、スキンケアに合わせて食事を見直すことによって根本改善へとつながりました。
脂漏性皮膚炎の克服体験レポートはこちら
食生活の見直しで脂漏性皮膚炎を克服された中原様(女性・49歳)のモニターレポートは
「顔全体の赤み・ブツブツ克服体験談」ページはこちら
ビタミンについて
バランス良く栄養を取ることが基本ですが、肌に重要なのがビタミンB2。
ビタミンB2が不足すると皮脂が酸敗(過酸化皮脂)し炎症を起こしてしまいます。
またビタミンB6は肌の新陳代謝と皮脂の調整に使われている栄養素です。
すなわち、ビタミンB2とB6は脂漏性皮膚炎の改善にとても重要なのです。
ビタミンB2とB6を手軽に摂れる納豆はおススメの食材です。ビタミン剤で補給するのも良いですが、バランスの良い食事を摂るのが一番です。
ビタミンB2もB6も体内に貯めておくことはできません。毎日継続して摂取することが大切です。
長期的に摂取することで、体質改善につながり、脂漏性皮膚炎が発症しにくい体質になります。
食品について
肌トラブルがある場合は、竹の子や山菜などアクの強いもの、油っこいもの、特にリノール酸の含まれている油は避けましょう。
お菓子、マーガリン、ケーキなどに使われている飽和脂肪酸は炎症を悪化させてしまいます。このような油を使った食品は避けるように心がけましょう。
また、じゃがいも、かぼちゃは野菜ですが煮物で摂るのは避けたほうが無難です。煮物には、多くの砂糖や調味料をつかうので、糖質をとりすぎてしまいます。
人参もサラダで食べる以外は注意しましょう。
野菜なので安心だと思いがちですが糖分が高く吸収が早いのでNGです。
日々、自分が何を食べているのか、毎回の食事を記録し、お肌の状態をみながら炎症を悪化させる食材を絞っていく方法がおすすめです。
炭水化物は白米ではなく玄米や雑穀米、糖分に関しては白い砂糖ではなく、三温糖などの茶色い色のもののほうが、糖分がゆっくりと吸収されます。
精白されたものは吸収が早く、血糖値を上げるため炎症が悪化しやすくなるのです。
血糖値を上げる食品は、細胞レベルでダメージを与えやすいので、注意が必要です。
日々口にするものを少し見直して、工夫してみましょう。
また、食事をバランス良く食べることも大切です。美味しいから、身体に良いからといって、特定のものばかり食べてしまうと過剰摂取になり、身体への悪影響もいなめません。栄養面だけでなく、それぞれの栄養素がお互いが補完し合い、有毒な微量物質の影響を受けにくいようにするという側面があります。
油について
《 控えた方がよいリノール酸の油 》
- べに花油(サフラワー油)
- ひまわり油(サンフラワー油)
- コーン油
- サラダ油
- 大豆油
- ごま油
上記の油は普段私たちの生活に馴染みのあるものですが、
肌トラブルがある場合は控えた方が良い油です。
リノール酸は体になくてはならない「必須脂肪酸」ですが、通常の食事で十分摂れていますので、
心配ありません。
調理用の油は、オメガ9系でアトピー等の皮膚アレルギーに中立なオリーブオイルを使うとよいでしょう。
逆に炎症やかゆみ、アレルギーを抑制するといわれているのがオメガ3系の油です。
《 オメガ3系の油 》
- EPA、DHA
- 亜麻仁油
- アルガン油
- シソ油
- えごま油
これらが積極的に取りたいオメガ3系の油です。
小さじで1〜2杯直接摂る、サラダに掛けるなど、熱を加えずに摂取しましょう。
EPA、DHAについてはサプリメント等でも出ています。なるべく上質のものを選ぶようにするとよいでしょう。
生活の上で、まず油をすべて変えるのが改善への近道です。
油を完全に変えることで、肌の細胞が変わり、かゆみや赤みが軽減されていきます。すぐ変わるものではありませんが、身体と肌のリズムに添って徐々に変化がでてきます。
食事とスキンケアの両輪で日々過ごしていくことが大切です。
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