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皮膚トラブル-睡眠不足と肌トラブルの関係
脂漏性皮膚炎の主な原因は、間違ったスキンケアだけではなく、食生活と紫外線にもありますが、生活全般を見直すことも大切です。
脂漏性皮膚炎の改善と予防のポイントは、肌の回復力を高めることにあります。
そのために重要なのが「睡眠」です。
睡眠の重要性
睡眠は体力の回復だけでなく「肌の修復・再生・回復」を行います。
肌にとっての睡眠は、栄養補給、そして老廃物を取り去って清掃が行われる大切な時間です。このようなことが行われる時間ですから、一定の時間が必要になってくるわけです。
睡眠時間が短くても大丈夫だという方もいらっしゃいますが、睡眠中に表皮細胞がつくられて肌の修復時間になりますので、美容において8時間は確保したいものです。
質の良い睡眠をとるには、まず眠りに就く前から目覚めまでを睡眠サイクルとして考えることから始まります。
美肌をつくるゴールデンタイムと言われる午後10時〜午前2時の時間。
午後10時に眠りにつくのはなかなか難しいかもしれませんが、是非このゴールデンタイムの味方につけてみてください。
質の良い睡眠
睡眠時間をしっかりとるのが理想ですが、睡眠時間を十分に取れない方は質の良い睡眠をとるように心掛けましょう。 良質な睡眠のための工夫をあげてみました。
1. 適度な運動
デスクワークの方は特に軽い運動をしてください。頭脳と身体の疲労感が極端に違うと疲れているのに眠れないという現象が生じてきます。就寝2時間以上前に楽しめる適度な運動を心がけましょう。寝る前にしすぎると、かえって興奮してしまうので避けましょう。
2. 睡眠前の入浴
熱いお湯は神経を興奮させ眠気を覚ましてしまいます。38℃位のぬるま湯でゆっくり、ゆったり入浴 しましょう。入浴後は間髪いれずにたっぷりとマニエールドゥNをお顔に使用し、生薬の力で肌の修復・再生・回復力を高めてあげましょう。
*入浴については「脂漏性皮膚炎ケア生活編 入浴」ページをご覧ください。
3. 就寝前の温かい飲み物
コーヒーや紅茶はカフェインを含みますので、神経が興奮して眠れなくなってしまうのは周知のことですが、緑茶も同様です。特に上質の緑茶ほどカフェインを多く含みます。就寝前はノンカフェインのほうじ茶やハーブティーなどを楽しみましょう。
4. 読書
眠れないと本を読む方がいらっしゃいますが、内容によってはかえって熟睡できなくなってしまいます。専門書や辞書のような厚くて活字の小さな本は睡眠に効果的なようです。
5. 香り
よい眠りへの導入として香りを加えてみましょう。
ラベンダーにはリラックス作用がありますので、心配事があったりストレスを感じているとき、体の緊張をほぐし心地よい睡眠へと導いてくれます。
また、サンダルウッドは高貴な香りで気分を落ち着かせ深い眠りへと誘ってくれます。
オレンジの花、ネロリは幸せな気分で眠りにつくことができますよ。
そのほかクラリセージ、ゼラニウム、マジョラムなど鎮静効果のあるアロマオイルをブレンドして、お気に入りの香りを楽しみましょう。
寝具にもご注意を
人生の3分の1は睡眠時間が占めています。その間、お肌に触れているものにも注意してみてください。枕カバーやシーツなども化学繊維のものは避け、オーガニックコットンのものを選びましょう。
また意外と見落としがちなのが洗濯に使う洗剤です。
洗濯をしていくら綺麗になったと思っても、合成洗剤の成分が残っている場合、それがお肌に長時間あたることで、脂漏性皮膚炎を悪化させてしまいます。
洗濯に使う洗剤は石鹸ベースのものにし、使用する量にも気を付けてみてください。
心地よい目覚めで1日をスタート
睡眠で体力の回復がなされて、良い一日のスタートを迎えるには、朝の目覚めについても意識してみてくださいね。
脂漏性皮膚炎に紫外線は大敵ですが、朝起きたらカーテンを開き、少し自然光を感じて身体を起こしましょう。
そして乾いた身体にコップ1杯の水を。
心地よい一日のスタートです。
上質な眠りで肌の修復・再生・回復を。
ゆらぎ肌を安定な状態へ導き、脂漏性皮膚炎を改善・予防していきましょう。
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